レクサス、デザインコンシャスな都会派コンパクトクロスオーバー「UX」発売

2018年11月29日 09:43

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記事提供元:エコノミックニュース

レクサスの新型コンパクトSUV「UX」、写真はハイブリッドの250h“version L”、509.0万円(FF車)、ボディカラーはテレーンカーキマイカメタリック

レクサスの新型コンパクトSUV「UX」、写真はハイブリッドの250h“version L”、509.0万円(FF車)、ボディカラーはテレーンカーキマイカメタリック[写真拡大]

 トヨタは、「Creative Urban Explorer」をコンセプトに開発した新型レクサスUXを発売した。UXは、レクサスラインアップに新たに加わる都会派コンパクトクロスオーバーだ。

 ボディサイズはCセグ並みにコンパクトで、全長×全幅×全高4495×1840×1540mm、ホイールベース2640mm。エクステリアは、大胆かつ洗練された雰囲気を持つ。縦方向に厚みをもたせたボディにより、安心感のある力強さを強調。さらに、キャビンの中心から、タイヤに向かって前後のフェンダーが張り出した構成とし、タイヤの大径化で、俊敏な走りを予感させるプロポーションとした。

 また、クロスオーバーらしいシルエットを強調しながら、GA-Cプラットフォームの採用してボディの高剛性化と、軽量化による低重心化で、優れた操舵応答性・操縦安定性を実現した。

 インテリアは、ドライビングの高揚感を演出するコクピットと視覚的な開放感を両立した。具体的には、クロスオーバーらしいシルエットでありながら、走りを予感させる低いドライビングポジションとステアリングを中心に配置した操作系により、ドライビングの高揚感を演出するコクピットを実現。さらに、内と外の境界を曖昧にする日本の建築思想に着想を得た、インストルメントパネルの上部からボンネットフード、そしてフェンダーへと内外が連続するような造形で、タイヤ位置の認識のしやすさや視覚的な開放感を実現し、「人とクルマの一体感」を創出している。また、ショルダー部やセンターコンソール、ドアアームレストなど、力強い骨格を想起させる造形により、安心感を与える室内空間となった。

 さらに、新開発の直列4気筒2リッター直噴エンジンや2リッターハイブリッドシステムをはじめとした最新のパワートレーンを搭載。

 直列4気筒2リッター直噴エンジンと組み合わせた新開発のハイブリッドシステムは、モーターによるアシストとエンジン回転数を最適化し、気持ちの良い加速フィーリングを実現したという。また、JC08モード燃費で27.0km/リッターの優れた燃費性能を確保している。

 ドライバーの運転行動やナビゲーションの地図情報をもとにハイブリッドバッテリーの充放電を効率よく制御する先読みエコドライブ機能を初採用。効率的な走りによる高い環境性能を実現しているのも大きな特徴だ。

 安全運転支援システムにも不足はなさそうだ。車線維持支援機能などを含む進化した「Lexus Safety System +」などを採用し、安全に運転を楽しんで頂けることを目指して開発。世界トップレベルの先進安全技術を開発し、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」の機能をさらに進化させた。具体的には、従来の「Lexus Safety System +」に採用している「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の構成はそのままに、交通事故や事故死傷者の更なる低減と、ドライバーの負担軽減を目指しています。また、運転支援時にドライバーにとって自然で、安心感のある車両挙動を追求した。

 新型UXの価格は、2リッターガソリンモデルがすべてFFモデルで、390.0万円?474.0万円。ハイブリッド車のFFが425.0万円~509.0万円、AWD車が451.0万円?535.0万円だ。(編集担当:吉田恒)

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