【注目銘柄】エスフーズは自律調整一巡して上値試す、18年2月期増益・増配予想で19年2月期も収益拡大期待

2018年2月5日 16:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 エスフーズ(東1)に注目したい。食肉等の製造・卸売・小売事業および外食事業を展開している。18年2月増益・増配予想で、19年2月期も収益拡大が期待される。株価は上場来高値圏から一旦反落したが、自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。

■18年2月期増益・増配予想で19年2月期も収益拡大期待

 18年2月期の連結業績予想は、売上高が17年2月期比10.2%増の3100億円、営業利益が9.0%増の115億円、経常利益が10.7%増の120億円、純利益が7.7%増の70億円としている。配当予想は3円増配の年間38円としている。

 代表ブランドである「こてっちゃん」シリーズの知名度の高さを生かしたマーケティング戦略を強化し、北海道や米国などの食肉生産拠点の経営安定化にも注力する。主力の食肉製造・卸売事業が好調に推移し、食肉小売事業における不採算店の閉鎖や新業態での新規出店、外食事業における不採算店対策なども寄与する見込みだ。

 第3四半期累計は、売上高が前年同期比12.7%増の2336億33百万円、営業利益が10.0%増の83億04百万円、経常利益が10.2%増の86億97百万円、純利益が28.7%増の58億62百万円だった。主力の食肉製造・卸売事業が14.4%増収、13.8%増益と好調に推移した。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が75.4%、営業利益が72.2%、経常利益が72.5%、純利益が83.7%と順調だった。通期ベースでも好業績が期待される。そして19年2月期も収益拡大が期待される。

■株価は自律調整一巡して上値試す

 株価は17年12月の上場来高値5300円から利益確定売りで一旦反落したが、4800円近辺で推移して自律調整一巡感を強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインだ。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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