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主要国の注目経済指標:12月の米貿易赤字は拡大の見通し
*14:50JST 主要国の注目経済指標:12月の米貿易赤字は拡大の見通し
2月5日-9日に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。
■5日(月)午後7時発表
○(欧)12月ユーロ圏小売売上高-予想は前月比−1.0%
参考となる11月実績は前月比+1.5%。欧州連合(EU)全体でも+1.5%。非食品(自動車燃料除く)が+2.3%の高い伸びを記録した。国別ではポルトガル、スロベニア、ドイツが相対的に高い伸びとなった。12月については、雇用情勢の改善などによって食品・飲料・たばこ、自動車燃料などの売上高は若干増える可能性があるため、域内全体の売上高は予想に反して若干増加する可能性は残されている。
■6日(火)午後10時30分発表
○(米)12月貿易収支-予想は−521億ドル
参考となる11月実績は−505億ドルで赤字幅は市場予想の495億ドル程度を上回った。景気回復による財の輸入増加が赤字幅拡大の要因。12月については、個人消費の伸びなどを勘案すると財の輸入額は引き続き高水準になると予想されており、貿易赤字幅は拡大する可能性がある。
■8日(木)午前8時50分発表
○(日)12月経常収支-予想は+1兆569億円
参考となる11月の経常収支は+1兆3473億円で黒字額は市場予想を下回った。貿易黒字額の減少が経常黒字減少の要因。12月については、原油高の影響で貿易黒字はさらに縮小するとみられており、経常黒字額は11月実績を下回る可能性が高い。
■8日(木)発表予定時刻は未定
○(中)1月貿易収支-予想は+3300億元
参考となる12月実績は+3619.8億元。輸出額(米ドルベース)は前年比+10.9%で市場予想を上回ったが、12月の輸入額は前年比+4.5%にとどまった。1月については内需の伸びが小幅にとどまっているものの、輸入額は増加する可能性があることや輸出の伸びは期待できないことから、貿易黒字額はやや減少する見込み。
その他の主な経済指標の発表予定は、5日(月):(米)1月ISM非製造業景況指数、6日(火):(米)12月JOLT求人、9日(金):(中)1月消費者物価指数、(中)1月生産者物価指数。《FA》
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