今日の為替市場ポイント:日米休場で主要通貨の為替取引は動意薄

2017年11月23日 08:42

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:42JST 今日の為替市場ポイント:日米休場で主要通貨の為替取引は動意薄
22日のドル・円相場は、東京市場では112円50銭から111円99銭まで下落。欧米市場では112円18銭まで戻した後に111円14銭まで反落し、111円22銭で取引を終えた。


本日23日のドル・円は、主に111円台前半で推移か。米金利見通しの不透明感は払拭されていないが、日米の金融市場は祝日のため休場となることから、ドル・円を含めた主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く見込み。


22日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事録(議事要旨)によると、近い将来の利上げは適切であるとの判断が示されたが、多くの参加者は低インフレについて「一過性の要因だけではなく、より持続性のある状況の影響を反映している可能性がある」との見方を示していたことが判明した。


インフレ見通しについては、一部メンバーの強気な意見(労働市場の引き締まりが続く中でインフレリスクが高まる可能性がある)が紹介されているものの、今後の金融政策の道筋についてメンバー間で見解の相違があることが認められた。


なお、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は21日、ニューヨーク大学で開かれたイベントで、「早急過ぎる緩和策の解除はインフレ率を目標未満にとどめるリスクがあるが、緩和解除のペースが遅過ぎることにもリスクがある」と指摘した。市場関係者の大半は12月の追加利上げを確信しているが、一部の市場関係者は「2018年以降の金利見通しについては予断を許さない状況が続くことになる」と警戒している。《MK》

関連記事