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十二大戦 第6話「千里の馬も蹴躓く」〜妬良vs必爺 砂粒vs憂城 寝住vs断罪兄弟・弟(巳)【感想コラム】
十二大戦 第6話「千里の馬も蹴躓く」〜妬良vs必爺 砂粒vs憂城 寝住vs断罪兄弟・弟(巳)【感想コラム】[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
死にゆく戦士たちたの物語『十二大戦』も、間も無く中盤かと思われる第6話が放送。
まさかの脱落者無しが2話続いた後、今回ついに加速装置が発動され、戦況に大きな変化が生まれました!
……ただ、その煽りを受けてしまった戦士も一人居たりなんかして━━。
そんなこんなで内容ビッチリだった今回のお話のレビューに移らせていただきます。♬
Contents
1 三者三様の戦い1.1 年の差最大バトル━━妬良vs必爺1.2 最強の平和主義者と最凶のネクロマンチストの戦い━━砂粒vs憂城1.3 いつの間に鬼ごっこ?━━寝住vs断罪兄弟・弟(巳)2 勝ちの定義を履き違えしまった悲しき防御王・迂々真3 十二大戦 第6話感想と今後の展望
■三者三様の戦い
「ちなみにさっきのアタイがってのは、タイガーとかけてるんだよ」
という親父ギャクをいきなりぶち込んできた、寅の戦士こと妬良(とら)ちゃん。
この妬良vs必爺と同時に、砂粒vs憂城、寝住vs断罪兄弟・弟(巳)という計3つのバトルが繰り広げられた今回。
それぞれの戦いに分けてレビューをさせていただきたいと思います。
年の差最大バトル━━妬良vs必爺
画像引用元:©西尾維新・中村 光/集英社・十二大戦製作委員会
まずは余裕しゃくしゃくの必爺と、寅っというよりは猫みたいにゴロゴロしている姿が可愛らしい妬良との戦いから。
前回の5話の時から不思議だったのですが、必爺は何故にこの娘に対する評価が低いのでしょうか。
見た目が華奢だからなのかもしれませんが、ちょっと余裕こきすぎぜよお爺さん。
そんなんじゃ足元を……と思っていたら━━。
切り札の“醜怪送り(しゅうかいおくり)”を使う暇もなく妬良の高速の一撃が決まってしまい、必爺はもう愛孫の顔を再び見ることなくジ・エンドとなりました。
いやぁ、妬良のポテンシャルの高さがわかったことは、6話の見どころの一つでしたね。
また、「酔ってねぇよ〜」など彼女の喋り方は聴けば聴くほど味のあるもので、今回の話をきっかけにファンになってしまいました!
ちなみに妬良のC.V五十嵐裕美さんは、『奇異太郎少年の妖怪絵日記』で主演を務めたほか、『アイドルマスター シンデレラガールズ』にも出演されている女性声優さん。
本作で妬良を応援するとともに、別作品での活躍にも注目していきたいですね!
最強の平和主義者と最凶のネクロマンチストの戦い━━砂粒vs憂城
画像引用元:©西尾維新・中村 光/集英社・十二大戦製作委員会
最も意外な結末を迎えてしまったのが、この砂粒vs憂城のバトル。
鳥の大群をものともしない体術や冷静に相手の力量を測る知力など、砂粒が戦況を圧倒しているかと思われましたが、彼女がその場を離れようとした憂城を追いかけたことで 風向きが変わることとなります。
少し離れたところで憂城に難なく追いつき、あとは背中を取ればチェックメイトというところ━━先ほどまでとは別人とも思える動き、砂粒いわく達人のような刃物さばきによって予想だにもしなかった一撃を受け、それが彼女にとっての致命傷となってしまいました。
完全に背中を取れたはずなのになぜ急に達人級の反応ができるようになったのか、その原因は砂粒の目の先にあったもの、巳の戦士の頭にありました。
砂粒は完全に憂城の死角に入ることはできたものの、それはまだ木の枝に隠されていた巳の戦士の眼に映る範囲で、その巳の戦士の眼を通じて憂城は砂粒の動きが丸わかりだったわけですね。
戦闘能力は凌駕していましたが、その場所に誘い出されてしまった読み負けによって、本命の一人だった砂粒はここで脱落となってしまいます。
亥の戦士・異能肉を倒した時もそうでしたが、憂城は以外に戦略家!?
いつの間に鬼ごっこ?━━寝住vs断罪兄弟・弟(巳)
画像引用元:©西尾維新・中村 光/集英社・十二大戦製作委員会
反撃をしない(できない?)寝住と、火炎照射器で追い回す巳の戦士の追いかけっこ。
頭がなくて何も見えないながら、地面や床を通じての音で追い詰めてくる巳の戦士に寝住は苦戦しっぱなしです。
そんな彼が行き着いた場所は、丑の戦士・失井に恐れをなして立てこもっていた午の戦士・迂々真のもとでした。
ちなみに、序文でお伝えした物語の展開に煽りを受けてしまった戦士というのが、この迂々真さんです!
■勝ちの定義を履き違えしまった悲しき防御王・迂々真
画像引用元:©西尾維新・中村 光/集英社・十二大戦製作委員会
え〜、なぜ迂々真がかわいそうかと言いますと、彼の回想シーンがめちゃ短かったからです。w
これまでの他の戦士の場合、各話の約半分ぐらいを回想に当てられていたか、あるいはその話の主役として各々の戦士の目線で物語が進行されていました。
でも今回は他の戦士の戦いがメインであり、彼を中心に話を進められることはなく……。
彼の回想もどうやってその防御力を身につけたのかという5分ぐらいで、最終的にはバッチバチに闘うのではなく路上場所を巳の戦士によって炎を巻かれて(おそらく)絶命してしまいました。
これも「生き残っていれば勝ちだ」みたいな後ろ向きな考えを持ってしまったバツなのでしょうか。
てか、彼の身体にある宝石はどうするのだろう……。
■十二大戦 第6話感想と今後の展望
ラストで雄叫びをあげていた迂久真を含め、一気に3人の脱落者を出してしまった『十二大戦』。
次回は首から上がなくなってからもしぶとく活躍を続ける、巳の戦士・断罪兄弟(弟)にスポットが当てられるようです。
残念ながらもう喋られない状態になってしまっているのですが、鳥海浩輔さんが務められている役どころですし、しっかり目に回想シーンが出るのではないだろうかと予想しています。
また完全に私ごとなんですが、自分が巳年なんで活躍してほしいです。w
最後に、1週間のアニメニュースをまとめる『新聞あにぶ』11月1週号にて先輩ライターの竹取の翁さんが書いていらっしゃっていた「アニメ違法視聴」の問題について。
▼アニメ違法視聴を減らすには?▼「ラブライブ!(サ)」コラボパン「30万本」突破…ほか週のアニメニュースまとめ【新聞あにぶ】
こちらの記事の中にもありました「dアニメストア」 、こちらは私も利用していて本記事でも取り上げております『十二大戦』の他、担当させていただいている『妹さえいればいい。』や『(第1シリーズのほうですが)3月のライオン』など多数の作品を月額400円(税抜)で楽しめるので、ぜひのぞいて見てください。♬
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(あにぶ編集部/哲太)
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