【注目銘柄】日本管理センターは年初来高値更新してボックス上放れ期待、管理戸数増加基調で17年12月期2桁増収増益予想

2017年7月28日 12:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 賃貸住宅一括借り上げのサブリース事業を主力として、イーベスト事業(収益不動産売買仲介業)および金融事業(滞納保証事業・貸金業)も展開している日本管理センター<3276>(東1)は、管理戸数および家賃滞納保証件数が増加基調で17年12月期2桁増収増益予想である。株価は年初来高値を更新してボックス上放れの展開が期待される。上げ足を速める可能性もありそうだ。

■17年12月期2桁増収増益予想、管理戸数および家賃滞納保証件数が増加

 17年12月期連結業績予想は売上高が16年12月期比11.0%増の434億55百万円、営業利益が15.1%増の24億48百万円、経常利益が15.6%増の24億39百万円、純利益が18.7%増の16億58百万円としている。

 不動産オーナーへのサブリース提案を積極展開して受注・受託が増加する。管理物件戸数の増加に伴って不動産収入が順調に推移する見込みだ。なお月次情報によると17年6月度の管理戸数は前年比4.4%増の7万4034戸、家賃滞納保証件数は3.0倍の7162件となった。いずれも増加基調である。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高23.0%、営業利益23.8%、経常利益23.9%、純利益23.5%と概ね順調な水準である。通期ベースで好業績が期待される。

■株価はボックス上放れ期待、上げ足速める可能性

 株価は7月27日に1464円まで上伸して2月の年初来高値1455円を突破した。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が上向きに転じてきた。1200円台~1400円台のボックスレンジから上放れの展開が期待され、上げ足を速める可能性もありそうだ。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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