テクノロジーで変容するファッション・ビジネス WEFが第7回公開シンポジウム開催

2016年7月26日 23:46

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記事提供元:アパレルウェブ


(左から)向千鶴WWDジャパン編集長、乾展彰アーバンリサーチ執行役員、渡辺祐樹カラフル・ボード社長

 ファッション業界で働く女性の活躍を支援する「ウィメンズ・エンパワメント・イン・ファッション(プロジェクトWEF)」(尾原蓉子会長)は2016年7月27日、第7回公開シンポジウム「テクノロジーで変容するファッション・ビジネス― あなたはこの機会をどう活用しますか? ―」を東京ウィメンズプラザで開く。

 ネットやモバイルに加えデジタル技術の多様な展開により、新たなビジネスモデルが次々に生まれている米国の最新動向と、日本の革新的動きを紹介。ビジネスモデルが制度疲労を起こし、閉塞感のある日本のファッション業界再生ための打開策を探る。

 第一部の基調講演では、尾原蓉子WEF会長が、消費者の変化とテクノロジーの爆発的拡大によるファッション・ビジネスの変容について講演。急速成長するアマゾン、ネット販売拡大とともに店舗の在り方の再定義を迫られる小売業について、オムニチャネル、シェアリング経済、ファッションのパーソナル化など、これまでの秩序を崩壊させるようなビジネスモデルも多数紹介する。

 第二部は、アパレル企業とファッション・メディアでの経験から、業界の先端的の動きを捉えている向千鶴WWDジャパン編集長をモデレーターに、ユニークで革新的な戦略で注目されるアーバンリサーチの乾展彰執行役員と、人工知能アルゴリズムをファッション・ビジネスに応用する仕組みの開発に取り組むカラフル・ボードの渡辺祐樹社長が、ファッションとビジネスの変容、新テクノロジーの活用事例や展望について話す。

■第7回公開シンポジウム「テクノロジーで変容するファッション・ビジネス― あなたはこの機会をどう活用しますか? ―」概要

・日時:2016年7月27日(水)18時開場/18時半開演/20時40分閉会
・会場:東京ウィメンズプラザ「ホール」
 (東京都渋谷区神宮前5-53-67/電0354671711(代))

■WEF公式サイト:http://www.wef-japan.org


尾原蓉子会長

※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。

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