九州電力、地域社会貢献活動拡充へ社団法人設立

2016年5月8日 20:08

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 九州電力は地域との結びつきを深めるため、社会貢献活動を充実させる目的で今月、一般社団法人「九電みらい財団」を設立する。

 「環境活動」と「次世代育成支援活動」を柱にしており、環境活動ではラムサール条約に登録されている大分県竹田市の坊ガツル湿原の環境保全のため、野焼きや外来植物の駆除、湿原に隣接する平治岳で衰退傾向にあるミヤマキリシマ保護のための支障木の伐採、登山道整備を予定。

 また、九州内の小中高校生を対象に九州電力の有林を活用した体験型の環境教育を大分県由布市で行う。

 次世代育成支援活動では子どもの学習支援や文化芸術活動、子育て支援活動など、テーマを設定し公募した中から、1件あたり100万円を上限に活動に助成する。今年度に20件程度を予定している。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
電力自由化がスタート 電力会社切り替えを検討したエリア別ユーザー動向は?
川内原発即時停止と免震重要棟建設実行を要請
【電力大手の2016年3月期決算】原発再稼働がままならぬ間に電力小売自由化は、もう始まっている
野党各党代表が相次ぎ総理と会談
川内原発の安全性確保の主張 裁判所認定と九電

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事