グンゼ、着るだけで生体情報がわかるウェアラブル下着

2016年1月7日 05:36

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衣料型ウェアラブルシステム(グンゼの発表資料より)

衣料型ウェアラブルシステム(グンゼの発表資料より)[写真拡大]

  • システム概要(グンゼの発表資料より)

 グンゼは6日、NECの技術協力により、着るだけで姿勢、消費カロリー、心拍といった生体情報を計測できる衣料型ウェアラブルシステムを開発したと発表した。

 この衣料型ウェアラブルシステムは、導電性繊維をインナーに加工し、姿勢センサーや配線として活用している。センサーや配線部分も含めて伸縮し、通気性にも優れ、心地よい着用感が特徴だという。

 測定項目は①姿勢、②消費カロリー③心拍で、各種情報の取得は、活動量センサーや通信機能を備えたウェアラブル端末を活用して行われ、取得した情報はスマートフォンなどを経由してクラウド上で管理される。これにより、姿勢・ゆがみ・くせなど身体の状態を見える化でき、姿勢改善や肩こり予防に役立つアドバイスの提供、利用者間の比較や傾向分析なども可能となる。(記事:町田光・記事一覧を見る

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