三菱商事、ベトナムで分譲住宅開発事業に参入

2015年6月5日 13:52

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三菱商事がシンガポールのセムコープ社と共同で参入するベトナムの分譲住宅開発事業の完成イメージ(三菱商事の発表資料より)

三菱商事がシンガポールのセムコープ社と共同で参入するベトナムの分譲住宅開発事業の完成イメージ(三菱商事の発表資料より)[写真拡大]

  • 三菱商事がシンガポールのセムコープ社と共同で参入するベトナムの分譲住宅開発事業の位置図(三菱商事の発表資料より)

 三菱商事は5日、シンガポールのSembcorp Development社(セムコープ社)と共同でベトナムにおいて分譲住宅開発事業に参入することを決定したと発表した。

 このプロジェクトは、ホーチミン市に隣接するビンズン省内の、「ベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)ビンズン」のメインゲートエリアにおいて、16階から18階建のマンション11棟、1,419戸(予定)を中心に段階的に開発を行うもの。

 VSIP事業は、シンガポール政府とベトナム政府の合意に基づき1996年にベトナム国内で開発を開始された。三菱商事はセムコープ社とともに設立当初から参画しており、現在までに計6カ所の工業団地の開発を行ってきた。さらに2012年9月にはセムコープ社と東南アジアにおける総合的な不動産開発を行うことを目的とした戦略提携を結んでおり、このプロジェクトは同提携における分譲住宅開発の最初の案件となる。

 第一期着工は7月の予定で、第一期販売開始は10月、第一期竣工は2017年上旬を予定している。

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