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16日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、政策期待や追加緩和への思惑広がる
*18:09JST 16日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、政策期待や追加緩和への思惑広がる
16日の香港市場は上昇。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比120.89ポイント(0.44%)高の27739.71ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が248.31ポイント(1.72%)高の14720.13ポイントと、そろって続伸した。売買代金は1985億9100万香港ドル(15日は2161億4600万香港ドル)。
朝安の後に買われる流れ。李克強首相が「7%前後とするGDP成長率の目標達成は容易でない」と発言するなか、中国景気の先行き不安が改めて意識され売られたものの、下値は固く、指数は一進一退しながら買いの勢いを強めていった。政策期待が支え。景気テコ入れのため、当局が預金準備率の引き下げを含む追加金融緩和に動くと期待されている。
ハンセン指数の構成銘柄では、保険株の上げが目立つ。中国人寿保険(2628/HK)が4.1%高、中国平安保険(2318/HK)が3.1%高で引けた。本土株高で運用益が拡大すると連想されている。石油大手3社株も高い。中国石油天然気(857/HK)が4.0%、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が3.4%、中国石油化工(386/HK)が3.0%ずつ上昇した。昨夜の国際原油相場が5連騰し、約4カ月ぶりの高値を切り上げるなか、原油安に伴う業績不安が後退している。
原子力発電の関連銘柄も軒並み買われる。広東核電(CGNPC)傘下の中広核鉱業(1164/HK)が21.1%、電源設備メーカーの上海電気集団(2727/HK)が20.6%、ハルビン動力設備(1133/HK)が17.4%、東方電気(1072/HK)が14.5%、原子力発電の中国広核電力(1816/HK)が9.2%ずつ値を上げた。国務院(内閣に相当)は15日の常務会議で、福清原子力発電所(福建省)の原子炉新設を認可することを確認した。中国の独自モデル第3世代原子炉「華竜1号」が初めて設置されることとなり、これを機に、中国はオリジナル原子炉の技術や安全性、経済面での優位性をアピールし、原発輸出に本腰を入れる考えとみられている。
【亜州IR】《KO》
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