トヨタ、CM登場の空色・若草色「クラウン」を4月1日から限定発売

　トヨタ自動車は25日、同社の大型セダン「クラウン」に、発売60周年を記念した特別仕様車を4月1日から30日まで、期間限定で発売すると発表した。生産開始は6月の予定。

　今回、特別仕様車として発売されるのは、車体色に「空色」を使用した「空色 edition」と「若草色」を採用した「若草色 edition」の2種類。

　ベースとなるのは、ハイブリッドのスポーティー仕様の「アスリートS（2WD）」および「アスリートS Four（4WD）」。2014年7月から同社テレビCMに登場する空色および若草色のクラウンをイメージし、爽快感や開放感を象徴する色として設定したという。

　特別装備として、外観には販売中のクラウンの特別仕様車「Black Style」で採用のブラック塗装のフロントグリルや、銀白色の金属であるクロム原子を真空中で付着させるブラックスパッタリング工法による塗装の18インチアルミホイールなどを装備する。

　また、内装には特別設定色「ホワイト」を本革シート表皮に採用し、インストルメントパネルサイドとドアトリムを空色、若草色の専用ステッチを施したものにし、専用色のフロアマットなどを装備する。

　販売店は全国のトヨタ店（東京地区は東京トヨタおよび東京トヨペット）。価格は555～576万6,000円。（記事：松本 茂樹・記事一覧を見る）