三井住友銀行、メキシコにファイナンス会社を設立

　三井住友銀行は23日、メキシコに子会社として設立したファイナンス会社「SMBC SOFOM」（ソフォム）の業務を開始した。

　会社の名称の由来は、スペイン語で「多目的金融会社」を意味する語だという。メキシコでは、経済成長や政府による経済改革などで、地場通貨建てへのニーズが増加しており、設立に踏み切ったとしている。

　ソフォムは、資本金は3億6,000万メキシコペソ（約23億円）で、メキシコシティの三井住友銀行メキシコ出張所に隣接した場所に本社を置く。メキシコペソ建て融資に関連した業務を担当する。

　同社では、経済成長が見込まれる中南米での対応力強化の一環として、メキシコでのサービス向上に努める方針だ。（記事：松本 茂樹・記事一覧を見る）