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4種類に変身する1人用モビリティ

4種類のモードでの利用例(写真:アイシン精機発表資料より)[写真拡大]
アイシンと千葉工業大学未来ロボット技術研究センターは17日、1台で4種類の形態に変形でき、いろいろな用途に対応できる1人乗りのパーソナルモビリティを開発したと発表した。
この新しいモビリティの名称は「ILY-A(アイリーエー)」。3輪の1人乗り用電動小型モビリティで、ベビーカーとほぼ同程度の超小型サイズだ。ロボット技術を応用した新開発の「知能化安全技術」を搭載し、突然飛び出してくる人や障害物などを動・静止物体に関わらず認識し、自動で車体の速度を減速して制動制御できる。
安全かつ気軽に使え、若者からアクティブシニアまであらゆる世代の生活シーンで、移動・行動をサポートする近未来の「足」として利用利できる。
4種類の変形モードとは、「ビークルモード」、「キックボードモード」、「カートモード」、および「キャリーモード」。
「ビークルモード」は、移動のためのモードで自動3輪車としての使い方が可能。「キックボードモード」は人力とモータ駆動での移動が選択可能。「カートモード」は、荷物を運ぶ際に利用でき、歩行訓練/リハビリ、歩行補助として手押し車としても機能する。「キャリーモード」は、コンパクトに折りたためて置き場所や持ち運びが便利。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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