日本郵便、A5・厚み2cmで180円の新サービス「スマートレター」 信書も同封可

2015年3月7日 20:10

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スマートレターの表裏面と組み立て後の形状(日本郵便の報道資料より)

スマートレターの表裏面と組み立て後の形状(日本郵便の報道資料より)[写真拡大]

 日本郵便は6日、新たな封筒型郵便サービスとして、手軽で使いやすい「スマートレター」の取扱いを4月3日より開始すると発表した。180円(税込)の専用封筒を購入後、1kgまでであれば重さを気にすることなく全国一律料金で、信書も送ることができる。

 「スマートレター」の専用封筒(180円税込)は25cm×17cm(A5 ファイルサイズ)で、組み立てると厚さ2cmのボックスになる。重量制限の1kgまでであれば、信書を含め、様々なものを送ることができる。ただし、現金や貴金属等の貴重品及び爆発物・毒劇物等の危険物等は送れない。

 荷物を梱包した後は、郵便ポストからも投函できる。荷物は相手先の郵便ポストへの投函となり、配達確認等の追跡サービスには対応しない。追跡サービスを必要とする場合は、既存の「レターパックライト」(A4ファイルサイズ・厚さ3cm・重量制限4kgまで・380円税込)を利用する必要がある。

 専用封筒の販売開始は4月3日からで、まず東京都内の郵便局、切手類販売所(コンビニエンスストア等)及びオンライン通販サイト
「切手 SHOP」にて販売し、販売地域は5月中に千葉県・埼玉県・神奈川県等に拡大し、以降も順次拡大していく。通常切手類とも交換できるが1枚につき交換手数料41円がかかる。(記事:町田光・記事一覧を見る

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