日立システムズ、オラクルの統合型データベースの運用支援サービスを開始

2015年2月14日 12:43

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日立システムズによる「Oracle Exadata Database Machine」向け運用支援サービスの提供体制を示す図(日立システムズの発表資料より)

日立システムズによる「Oracle Exadata Database Machine」向け運用支援サービスの提供体制を示す図(日立システムズの発表資料より)[写真拡大]

 日立システムズは13日、オラクルの統合型サーバー製品「Oracle Exadata Database Machine」の運用を支援するサービスの販売開始を発表した。サービス名称は「Oracle Exadata向け運用支援サービス」で、販売価格は、Oracle Exadata X5-2 Eighth Rack構成1台の場合で240万円/年から。

 同社が運用支援するオラクルの統合型サーバー製品は、ミッションクリティカルな分野で利用されることが多く、障害発生時に問題を切り分けして障害からの復旧を行うため、あるいは障害発生を未然に防ぐ予防保守を行うために、高度な専門技術と体制が必要とされる。

 しかし、こうした運用体制をユーザーが、すべて自前で整備するのは大変であるため、体制・ノウハウを持ったベンダーによる運用支援サービスを利用したいというニーズが高まっていた。このニーズに対して、同社はマルチベンダープラットフォームの保守サービスをすでに提供しており、オラクルの製品についても、オラクル認定の最上位パートナーの称号「Diamond」を獲得するなど、長年にわたりオラクル製品を活用した大規模システムの導入実績・ノウハウを蓄積していることから、今回のサービスの提供を開始する。

 同サービスでは、Oracleのシステムに関する技術的な問い合わせを、24時間365日体制の統合窓口で一括して受け付け、Oracleに精通した技術者が問題解決の支援を迅速に行う。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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