NEC、輸送中貨物の物流一元管理が可能なソフトウェアを海外で発売

2015年2月3日 15:17

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物流可視化システムのアドバンテージを示す図(NECのWebサイトより)

物流可視化システムのアドバンテージを示す図(NECのWebサイトより)[写真拡大]

 NECは3日、輸送中貨物の現在ステータスの確認や物流オーダーの一元管理が可能なソフトウェア「Logistics Visualization System」を、アジアを中心にグローバルで販売開始したと発表した。同ソフトの出荷時期は2015年4月の予定である。NECはこのソフトを2018年度末までに10ヶ国20事業者以上への導入を目指す。

 「Logistics Visualization System」は、NECが2012年に提供開始した物流過程の見える化を支援するクラウドサービス「NeoSarf/Logistics」をベースにソフトウェアとして開発したもの。このソフトの導入により物流に関わる各事業者は、「INVOICE番号」や「オーダー番号」などで検索すると、貨物の現在ステータスを即時に把握可能となる。

 また、各国の物流の発展に応じて、輸送オーダー受付、倉庫・コンテナ・在庫、請求・支払などを一元的に管理する機能や、関連事業者の入札、ルート・料金シミュレーション、スマートデバイス連携などの機能も付加することが可能である。

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