ヤマハ発、オフロード走破性と快適性を両立したレクリエーショナルモデル 「ウルヴァリン」を北米市場などで発売

2015年1月21日 21:46

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ヤマハ発動機が3月から北米市場などで発売する2人乗りレクリエーショナルモデル「ウルヴァリン」(写真:同社発表資料より)

ヤマハ発動機が3月から北米市場などで発売する2人乗りレクリエーショナルモデル「ウルヴァリン」(写真:同社発表資料より)[写真拡大]

 ヤマハ発動機は21日、2人乗りレクリエーショナルモデル「ウルヴァリン」を3月から北米市場などで発売すると発表した。

 「ウルヴァリン」は、同社がRV事業の主力製品として北米で人気のROV(Recreational Off-highway Vehicle)の2013年、2014年に続くシリーズ第3弾。生産は米国のグループ会社ヤマハモーター製造会社で行われる。

 ROVは、北米を中心に業務からレクリエーショナル、スポーツまで幅広い市場があり、需要は増加傾向にある。これまで導入した「ヴァイキング」「ヴァイキングVI」は、農業や酪農などの業務用としての利用が中心の多目的モデルだったが、「ウルヴァリン」は、とくにニーズの高い優れたオフロード走破性と乗員の快適性を高次元で両立したレクリエーショナルモデルとして開発された。

 主な特徴は、オフロード走破性と快適な乗り心地を両立する車体設計、ホールド性と快適性に優れるハイバックバケットシート、極低速から高速までの優れた加速性や自然なエンジンブレーキを実現するCVTなど。

 同製品は、スタンダード仕様の「ウルヴァリンRスペック」に加え、エレクトリック・パワーステアリングを装備したモデルや特別なカラーリングを採用したモデルなど、計4バリエーション。価格は、1万2千199米ドル。同社は、発売から1年間で6,000台の販売計画を掲げる。なお、本モデルの一般公道の走行は不可。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る

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