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ホンダ、米ロサンゼルスで文化交流を実施 震災被災者20名が参加
2015年ローズ・パレードの様子(写真提供:ホンダ)[写真拡大]
本田技研工業は9日、TOMODACHIイニシアチブと、米国のロサンゼルスで2014年12月26日から2015年1月8日の約2週間にわたる文化交流プログラム「TOMODACHI Honda 文化交流プログラム 2015」を実施したと発表した。ホンダがスポンサーとなるこのプログラムは、2015年から2017年までの3年間にわたり実施され、初年度の2015年は、東日本大震災で被害を受けた宮城県の高校生20名が参加した。
このプログラムでは、TOMODACHIイニシアチブに参加する学生が、米国で毎年元旦に行われるアメリカン・ホンダモーターがスポンサーを務める伝統的な祝賀行事「ローズ・パレード」に参加し、オリジナル楽曲などの演奏を行った。また、現地の大学生や高校生との対話交流やホームステイなど、さまざまな文化交流体験を行った。
この取り組みは、次世代を担う若者の育成と日米の文化交流を深めるために、TOMODACHIイニシアチブとホンダが、東日本大震災の被災地で音楽に携わる学生を米国ロサンゼルスに招待し、世界共通言語である音楽を通じて、米国の伝統や文化を体験する機会を提供するもの。
TOMODACHIイニシアチブは、東日本大震災後の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップといったプログラムを通して、日米の次世代のリーダーの育成を目的としている公益財団法人 米日カウンシル-ジャパンと東京の米国大使館が主導する官民パートナーシップである。
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