AppleとIBM、協業第1弾となるビジネス向けモバイルアプリの提供を開始

2014年12月11日 11:35

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 米Appleと米IBMは10日(米国現地時間)、ビッグデータ分析やセキュリティ機能などを備えたiPhone / iPad向けビジネスアプリケーション「IBM MobileFirst for iOSソリューション」の提供を開始したと発表した。

 「IBM MobileFirst for iOSソリューション」は、AppleとIBMの協業の第一弾となるもので、銀行、小売、保険、金融サービス、通信、行政、航空分野のユーザー向けに提供される。

 iPhoneおよびiPad専用に構築されており、それぞれの組織に合わせてカスタマイズが可能である。このため、iOS端末専用のIBMクラウド・サービスから管理とアップグレードが容易に行える。そして、モバイルにおける業務用を、迅速、容易に、そして、より安全に遂行させ、会社の様々な機能にアクセスができるようサポートする。

 IBMの顧客であるCiti、Air Canada、Sprint、Banorteといった企業がIBM MobileFirst for iOSソリューションへの支援を表明しているという。今後も対応業種をさらに広げていく方針だ。

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