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住友ゴム、豪州にタイヤ販売会社を新設 市販用タイヤの販売強化
住友ゴム工業は8日、住友商事との合弁で現地販売会社「住友ゴム・オーストラリア」を設立し、2015年3月より営業を開始すると発表した。タイヤ事業におけるグローバル展開の一環として、豪州市場での市販用タイヤの販売強化を狙う。
同社は、今回設立する「住友ゴム・オーストラリア」で、豪州の市場ニーズを的確に捉えた商品投入、および販売活動の展開とフランチャイズ販売網の活用による顧客満足度の向上を図る。これにより、同社の代表的ブランドである「ファルケン」タイヤを中心に、豪州での市販用タイヤの販売拡大を目指す。
「住友ゴム・オーストラリア」(正式な商号は「Sumitomo Rubber Australia Pty. Ltd.」)の資本金は2千万豪ドル(約20億円)。出資比率は、住友ゴム工業株式会社が75%、住友商事株式会社が25%。本社所在地はシドニー。社員数約60名。来年3月の営業開始に向けて、12月中に会社を設立する。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る)
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