レクサス、スポーツクーペ「RC350/RC300h」が月販目標の21倍、高性能スポーカー「RC F」が30倍の好調なスタート

2014年11月30日 23:37

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受注好調なレクサスのスポーツクーペ「RC300h」

受注好調なレクサスのスポーツクーペ「RC300h」[写真拡大]

  • 受注好調なレクサスのスポーツクーペ「RC350」
  • 受注好調なレクサスのスポーツクーペ「RC F」(ヒートブルーコントラストレイヤリング、オプション装着車)

 レクサスのスポーツクーペ「RC350」と「RC300h」(ハイブリッド車)の受注台数が、発売から1カ月で目標台数80台に対して21倍(1,700台)、RC Fが、目標30台に対して30倍(900台)に達したことが、28日、トヨタ自動車のホームページにて発表された。

 “先鋭と精妙の美”を具現化した RC350/RC300h の流麗なフォルムは、その一体感のあるダイナミックなプロポーションが好評を博した。さらに、操作性と車両の挙動を綿密にチューニングし、実現したFRらしいスポーティな運動性能、そして、優れた環境適応性などがユーザーのニーズに合致し、高い評価を得たとトヨタ自動車は受け止めている。とくに、RC300hでは、二酸化炭素や窒素化合物などの排出量を大幅に低減しており、環境意識の高い層の支持を獲得したものと考えられる。

 高性能スポーツカーでありながら、「誰もが笑顔になれる」をキャッチフレーズに4年ぶりの復活となったRC Fも、当初の予定より大きく数字を伸ばした。一般道からサーキットまで、シチュエーションを選ばない適応性の高さ、レスポンスの良さとさらなる伸び感を実現した新型V8エンジン、走りのイメージを際立たせる独自のデザイン
が、購買層を広げたものと見られる。

 「高級スポーツクーペ」という限られたマーケットにおいて、この売れ行きの良さは、注目されるところだ。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る

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