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ホンダ、「レジェンド」をフルモデルチェンジ 3モーターハイブリッドシステムを搭載
ホンダは10日、「レジェンド」をフルモデルチェンジし、3モーターハイブリッドシステムを搭載した新型車を来年1月22に発売すると発表した。価格は消費税込みで680万円。国内で月間300台の販売を計画している。
3モーターハイブリッドシステムは、車体前部に1基、後部に2基の計3基のモーターとエンジンを使い、ドライバーの要求や走行状況に応じて、前輪、後輪、四輪の3つの駆動方式を自動切換えする。また、EVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブの3つの走行モードから、最適な駆動方式と、最もエネルギー効率の良い走行モードを連続的に自動切換えする。
車体後部に搭載した2基のモーターは、後輪の駆動力に加え、減速力についても左右それぞれ自在に制御できるトルクベクタリング(駆動力配分のコントロール)を可能にした。そのため、操縦安定性や上質な乗り心地、さらに16.8km/L(JC08モード)という優れた燃費性能を達成した。
新型レジェンドでは、このほか、世界初となる「歩行者事故低減ステアリング」を採用している。同装置は、歩行者への衝突回避を支援する装置で、事故の未然防止や回避に寄与する先進の運転支援システム「ホンダセンシング」の一つとされている。これにより、同社では、「安心で快適なドライブをサポートしたい」としている。(記事:南条 誠・記事一覧を見る)
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