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6日の香港市場概況:下落、来年の中国経済に対する懸念も
*18:26JST 6日の香港市場概況:下落、来年の中国経済に対する懸念も
6日の香港市場は下落。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比46.31ポイント安(-0.20%)の23649.31ポイントと4営業日、本土企業株で構成されるH株指数が53.31ポイント安(-0.50%)の10568.69ポイントと2営業日ずつ続落した。売買代金は583億2900万香港ドルに細っている(5日は671億5200万香港ドル)。
もみ合いのなか下げる。昨夜のNYダウ最高値更新などは支えになるものの、本土景気の先行き不安が相場の重し。中国の15年GDP成長率見通しについて、ブローカー各社が相次いで下方修正している。今週から来週にかけて、内外の経済イベントが相次ぐことも買い手控え要因になった。今夜は欧州中央銀行(ECB)理事会が開催され、7日は米国で10月雇用統計が発表される予定。来週は、中国の10月経済統計が集中して公表される(8日に貿易統計、10日に物価統計、13日に小売売上高や鉱工業生産、15日までに金融統計など)。
ハンセン指数の構成銘柄では、マカオのカジノ関連株が大幅続落。金沙中国(1928/HK)が4.6%安、銀河娯楽集団(27/HK)が3.2%安で引けた。10月の実績が市場予想を下振れるなか、今年は通年で初のマイナス成長に転じる可能性も出てきたなどと伝えられたことがネガティブ材料になっている。時価総額上位の本土金融株も総じて弱含んだ。また、鉄鋼株も下げが目立つ。馬鞍山鋼鉄(323/HK)が2.8%安、鞍鋼(347/HK)が2.3%安と値を下げた。「中国政府が外資に対する投資規制を一段と緩和する」と5日に報じられるなか、外資参入によって、国内産業が競争激化すると警戒されている。
半面、政策期待の強まった銘柄群は急伸。国家発展改革委員会が5日、新規の鉄道網整備プロジェクト7件を一括承認したことを材料に、鉄道インフラ建設の中国鉄建(1186/HK)が2.8%高、同業の中国中鉄(390/HK)が2.4%高と買い進まれた。原発関連株も高い。ウラン輸入などを手がける中広核鉱業(1164/HK)が7.1%、発電設備の東方電気(1072/HK)が9.1%ずつ値を上げた。福建省の福清5号炉・6号炉に第三世代原子炉モデル「華竜一号」を採用することに国家能源局が同意したと現地メディアが報じたことが刺激材料になっている。《KO》
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