マツダ、「フレア」をマイナーチェンジ　ISG（モーター機能付発電機）を搭載

　28日、マツダは軽自動車「マツダ フレア」をマイナーチェンジし、同日より発売すると発表した。

　今回のマイナーチェンジでは、新たにISG（Integrated Starter Generator）を搭載したシステム「S-エネチャージ」により、減速時のエネルギーを利用してISGで発電した電気を、アイドリングストップ車専用鉛バッテリーとS-エネチャージ車専用リチウムイオンバッテリーに充電。燃料を多く必要とする加速時にモーターアシストすることで、エンジンの負荷を軽減し、32.4km/ℓの低燃費を実現した。

　なお、CVTを搭載している全車に「レーダーブレーキサポート（衝突被害軽減ブレーキ）」を設定し、安全面にも配慮している。

　また、｢HS」ではヘッドランプ・グリル・バンパーの刷新や新意匠メーターの採用などを、「カスタムスタイル」ではフロントグリル・バンパーを新たにすると同時に、クルーズコントロールシステムを採用（「カスタムスタイルXT」のみ）するなどして、デザイン・機能をともに大きく向上させた。さらに、運転席シートヒーターを全車に標準装備。助手席シートヒーターも4WD車（5MT車除く）に標準装備している。

　「HS」および「カスタムスタイル」には、新色となる「クリスタルホワイトパール」を含め計5色を、「XG」には「ブルーイッシュブラックパール3」はじめ計4色を設定した。

　価格は115万5,600円～173万7,720円(消費税込み)。（記事：松平智敬・記事一覧を見る）