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ルノー・メガーヌGT220に待望のHBモデルがマイナーチェンジで追加
欧州製のスポーティなコンパクトHB車はほしいけれど、フォルクスワーゲンなどのドイツ勢は没個性だと感じている人にぴったりな個性派フレンチコンパクト。ルノー・メガーヌGT220。6MTだけだがハンドル位置は右だけ。[写真拡大]
ルノー・ジャポンがメガーヌのスポーティモデルであるGT220をマイナーチェンジして発表した。メガーヌの美点でもある日常の使い勝手を犠牲にすることなく、走りの性能を高めたルノー・メガーヌGT220は、日本未導入で個性派ユーロ・ハッチバック(HB)車として欧州のファンにアピールしてきた。今回のマイナーチェンジでは、そのフロントデザインを、ルノーの新デザイン戦略に沿ったデザインへと一新した。6月27日(金)から、全国のルノー正規販売店で販売します。ボディタイプは、これまでのエステートに加え、軽快な走りが楽しめるHBを日本に初導入した。
ルノー・スポール(R.S.)は、レースやラリーといったモータースポーツ活動やレーシングカーの開発・製造、そしてスポーツモデルの開発を担う組織だ。ルノー・メガーヌ GT 220は、その ルノー・スポールがチューンを手掛けた高性能グランツーリズモです。
搭載するエンジンは、最高出力220ps、最大トルク340Nmを発生するメガーヌR.S.と同型式の2リッター・ツインスクロールターボエンジン。220GTは、このエンジンに6速マニュアルトランスミッションが組み合わされ、スポーティな走りに応える。この高出力エンジンに対応するシャシーは、スポーツ性溢れる走行性能と快適な乗り心地が高次元でバランスするようR.S.が専用チューニングを施した。
新型ルノー・メガーヌGT220には、日本には未導入だったHBが新たに設定。そのHBのボディサイズは、全長×全幅×全高4325×1810×1460mm、ホイールベース2460mmとエステート比で240mmも短いホイールベースを持つ。いかにも回頭性の良さそうな寸法だ。安全装備面でもまったく不足はなく、自車の走行中のデータを知ることができるR.S.モニターやヒルスタートサポート、ストップ&スタート機能、そしてエナジースマートマネジメント機能など快適・環境装備も標準で搭載されている。
ボディカラーは全5色。価格はハッチバック車317.9万円、エステート327.9万円。欧州製のコンパクトHB車はほしいけれど、フォルクスワーゲンなどのドイツ勢は没個性だと感じている人にぴったりな個性派フレンチコンパクトだ。見た目もスポーティな意匠になり、辛口ともいえる動力性能を獲得。6速マニュアルを駆使して走りを楽しめる一台だといえる。(編集担当:吉田恒)
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