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新潟トランシス、大阪市交通局「ニュートラム」の新車両製造と信号通信設備更新を受注
IHIのグループ会社である新潟トランシスは9日、大阪市交通局の南港ポートタウン線(ニュートラム)の新型車両28両の製造および信号通信システム更新工事を受注したと発表した。
南港ポートタウン線は1981年に開業した大阪市臨海部の新交通システム路線で、コスモスクエア駅と住之江公園駅の全長8km(全10駅)を結んでいる。同路線を走る車両は、全自動無人運転で、ゴムタイヤで走行する。同社では、旧新潟鐵工所時代に同路線用の車両約110両を納入した実績がある。
新型車両は、4両編成7本の28両分。最終納期は2017年3月で、受注金額は約29億円(税抜)。信号通信システムは、2016年3月に完成させる予定で、最新のデジタル無線化工事なども行うという。受注金額は約27億円(税抜)。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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