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生化学工業:腰椎椎間板ヘルニアを適応症とするSI-6603の第Ⅲ相臨床試験結果の発表
■「コンドリアーゼは、有力な新規治療法となり得る」 千葉 一裕医師
生化学工業<4548>(東1)は、日本における腰椎椎間板ヘルニアを対象とするSI-6603(一般名:コンドリアーゼ)の第Ⅲ相臨床試験結果を、6月4日に韓国ソウルで開催中の第41回国際腰椎学会で発表した。
今回の試験は、163名の腰椎椎間板ヘルニア患者を対象として行われた多施設共同プラセボ対照二重盲検比較試験。投与後13週における過去24時間の最悪時下肢痛のベースラインからの変化量を主要評価項目としている。
投与13週後の最悪時下肢痛のベースラインからの変化量は、SI-6603群で有意に大きく、顕著な下肢痛の改善効果が認められた(P=0.001)。下肢痛が50%以上改善した症例の割合(奏効率)は、SI-6603群で有意に高く、プラセボ群が50.6%であったのに対し72.0%であった(P=0.008)。また、身体的な機能障害および「生活の質」(QOL)の評価スコアの投与後13週における変化量も、SI-6603群で有意に大きく、機能障害およびQOLの改善が認められた。投与後52週までの安全性については、背部痛、椎間板高の低下等の有害事象の発現頻度が高かったものの、SI-6603の忍容性は良好であった。
今回の試験における責任研究者である北里大学北里研究所病院副院長整形外科部長(脊椎センター長)千葉 一裕医師は、「コンドリアーゼの下肢痛改善効果はヘルニア摘出術と同程度で、大きな副作用も生じずに忍容性も良好であった。コンドリアーゼ投与は、手術に比べ手技が簡便かつ低侵襲であることから患者の早期社会復帰につながり、医療費や労働機会損失による経済的負担軽減にも貢献できると考えられた。コンドリアーゼは、保存療法無効の腰椎椎間板ヘルニア患者に対する有力な新規治療法となり得る。」と述べている。
現在、腰椎椎間板ヘルニアについて根本治療となる薬物療法が存在しないことから、1回の投与で摘出手術と同程度の症状改善効果が期待できるSI-6603を上市することにより、患者の身体的負荷軽減やQOLの向上への貢献が期待される。日本では、本年1月に厚生労働省へ製造販売承認申請を行い、現在審査中である。また、米国では、第Ⅲ相臨床試験を実施中。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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