くらコーポ:今中間期の純利益を11%増に上方修正、増税の影響少なく既存店売上が前年上回る

2014年5月29日 18:33

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【5月29日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

「くら寿司」を展開するくらコーポレーション(東1:2695)は29日、2014年10月期第2四半期の連結業績予想を修正し、純利益を前回予想11億円から前年同期比11%増の17億円に引き上げた。消費税増税にともなう消費の落ち込みが懸念していたほど見られず、既存店売上高が前年を上回って推移した。

また、来客数は前年同期比約280万人増の約4600万人となり、客単価も「KULA CAFÉ」 によるコーヒーの投入や「イベリコ豚丼」などの新商品が寄与した結果、前年を上回って推移した。

売上高は同454億円から同10%増の471億円、営業利益は同18億円から同13%増の27億円、経常利益は同20億円から同7%増の29億円に、それぞれ引き上げた。

なお、通期業績予想については、消費増税による影響への懸念やデフレ脱却にともなうコストの上昇など、同社を取り巻く事業環境が不透明感を増してきていることを理由に変更しなかった。 【了】

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