パイプドビッツ:子会社のペーパレススタジオジャパンと五洋建設は、BIM推進に関する業務提携に合意

2014年4月24日 13:42

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■BIMはまだ一般化していないのが現状であるが、今後急速に普及が進むとみられる

 パイプドビッツ<3831>(東マ)の子会社であるペーパレススタジオジャパン株式会社(以下「PLSJ」)と五洋建設は、4月23日、今後3年間に亘るBIM(ビム、Building Information Modeling)推進に関する業務提携に合意したことを発表した。

 五洋建設は、国内建設事業に加えて海外での建設事業など幅広いプロジェクトを手がけ、シンガポールでは、すでにBIM適用プロジェクトの実績がある。また、『「臨海部ナンバーワン企業」ゼネコンモデルからコア事業集積モデルへの転換』との企業像を掲げ、異業種や研究機関との積極的連携による新規分野への進出を推進している。  PLSJは、建築プロジェクトプロデュース&マネジメントやBIMコンサルタント事業を手がけ、2012年5月に、BIM建築情報プラットフォーム「ArchiSymphony(アーキシンフォニー)」を提供開始し、設計や施工に携わる方を対象としたBIM・CIM人材育成講座も展開している。  BIMは、今や建築生産プロセスのグローバルスタンダードになろうとしている。国内では、2010年から国土交通省官庁営繕事業におけるBIM導入プロジェクトがはじまり、2014年3月にBIMガイドラインが発表されるなど、今後急速に普及が進むとみられるものの、データ形式の統一化(標準仕様)が存在しないことなどから、まだ一般化していないのが現状である。  そこで両社は、五洋建設の設計、施工技術とPLSJのBIM技術を融合し、総合的なBIM環境の整備やBIMを適用した設計、施工、コンストラクションマネジメントの実現、クラウド&シンクライアントBIM環境の運用、普及などを目的とした業務提携に合意した。BIM仕様書やBIM標準データをまとめあげ、国内特有の契約形態や設計、施工案件におけるBIMコンストラクションマネジメント推進を目指す。

 両社は、2013年12月に締結した業務提携に係る基本合意書に基づき、2014年1月に共同チーム「BIM推進室」を立ち上げ、すでに実案件のBIMプロジェクトを推進している。  「BIM推進室」は、両社のBIMスペシャリストに加えて、五洋建設の設計・設備・施工・積算の各部門から担当者を任命している。本体制により、BIMを利用する複数部門がBIMデータを一元的に利用して効率的にプロジェクトを遂行できるようなBIM標準仕様をまとめあげ、ツール化していく。

 今回の業務提携によって、五洋建設は、BIM推進による競争力強化を通して受注機会の拡大が期待できる。PLSJは、業界での認知向上に加えて、「BIM推進室」で扱うBIMデータを「ArchiSymphony」で預かりその後の管理を担うことにより、「ArchiSymphony」のサービス拡充を見込んでいる。  両社は、具体的なBIMプロジェクトの実施と検証によって得られた知見を共有し、今後もそれぞれの事業特性を活かし、価値あるサービスの創造に積極的に取組む方針。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【今日の言葉】生産人口8000万人割れと日本経済(2014/04/16)
【編集長の視点】スカパーJは続伸して分割落ち後高値を視野、業績上ぶれ着地期待に4Kテレビ放送開始先取り人気がオン(2014/04/16)
【今日の言葉】原発は重要なエネルギー源(2014/04/15)
【編集長の視点】ジャパンシステムはマイナンバー制度の関連人気を再燃させ下げ過ぎ訂正で急反発(2014/04/16)
【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】景気判断指数の悪化と日銀総裁の好調発言に違和感く(2014/04/14)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事