今日の為替市場ポイント:日本の10-12月期GDPが予想通りならドル・円は下げ渋りか

2014年2月17日 08:16

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記事提供元:フィスコ


*08:16JST 今日の為替市場ポイント:日本の10-12月期GDPが予想通りならドル・円は下げ渋りか

先週末14日のドル・円相場は、東京市場では102円41銭から101円57銭まで軟調推移。欧米市場では一時101円72銭まで反落し、101円80銭で取引を終えた。

本日17日のドル・円は主に101円台後半で推移か。本日発表の日本の10-12月期国内総生産(GDP)は前期比年率+2.8%と予想されており、成長率は7-9月期の+1.1%を上回る見込み。GDPが予想通りならば、日経平均株価の反発が期待されることから、ドル・円はやや下げ渋る見込み。

14日に発表された1月の米鉱工業生産と1月の設備稼働率はいずれも市場予想を下回った。鉱工業生産が市場予想の+0.2%を下回って-0.3%となったことは予想外だった。設備稼働率は78.5%に低下したが、12月実績は79.2%から78.9%に下方修正されていた。

13日に発表された1月の米小売売上高と14日に発表された1月の鉱工業生産はいずれも弱い数字だったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)は量的緩和縮小を一時停止する可能性があるとの憶測が流れた。

14日のNYダウが上昇したのは、量的緩和縮小の一時停止の思惑が浮上したからではないかとの声が聞かれたが、米国株式市場が自国の経済活動の停滞を好感するとは思えないだけに、株高は継続しない可能性がある。

ドル・円は101円台後半で推移しているが、日本の経常収支が3カ月連続で赤字となっていることから、リスク回避的な円買いは拡大しないとの見方が多い。《KO》

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