ホンダ、3Dプリンターで造形できる歴代コンセプトカーのデータを公開

2014年1月29日 12:39

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3Dプリンターを利用した製作イメージ

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 ホンダは28日、これまでに発表した歴代コンセプトカーの外観デザインの3Dデータを、特設Webサイト「Honda 3D Design Archives」(http://www.honda-3d.com)に公開したと発表した。同サイトでダウンロードできるデータを3Dプリンターで出力すれば、歴代のコンセプトモデルを簡単にレプリケーションすることができる。

 同社は現在、同社独自の「ものづくり」への取り組み姿勢や思想を社内外で展開する、新しいグローバル・ブランディング・プロジェクトを推進している。今回の「Honda 3D Design Archives」は、2013年の東京モーターショーのプレスコンファレンスでオープニング映像として公開したブランドCM「Super ultra daydreams」に続く、このプロジェクトの第二弾という。

 従来の「メーカー」と「ユーザー」という枠組みを超えた新しいコミュニケーションの在り方を目指して企画したもので、同社は、今回のプロジェクトに触発されて、優れた未来の自動車デザイナーやエンジニアが生まれることを願うとしている。

 データは「クリエイティブ・コモンズ 4.0」のライセンスで提供される。

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