ホンダ、インドネシアで第二工場を稼働 アジア向け新型車「モビリオ」を生産

2014年1月16日 14:08

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ホンダのインドネシア合弁会社が15日に稼働を開始したピー・ティ・ホンダプロスペクトモーター 第二工場(写真提供:ホンダ)

ホンダのインドネシア合弁会社が15日に稼働を開始したピー・ティ・ホンダプロスペクトモーター 第二工場(写真提供:ホンダ)[写真拡大]

 ホンダのインドネシアにおける四輪車生産販売合弁会社ピー・ティ・ホンダプロスペクトモーターは15日、新四輪車工場である第二工場の稼働を開始したと発表した。

  同社によると、新工場の年間生産能力は12万台で、年間生産能力8万台の既存工場と合わせた年間生産能力は20万台となる。当初は、小型車「ブリオ」をベースとしてアジア市場向けに開発した新型車「ホンダ モビリオ」を生産する。

 今後は、ブリオなど既存工場で生産しているモデルの生産移管も予定しており、需要に合わせて両工場でフレキシブルに生産を行うという。

 「ホンダ モビリオ」は、1.5L i-VTECエンジンを搭載し、多人数乗車時でもパワフルな走行性能を発揮するとともに、室内空間の広さも大きな魅力となるモデル。インドネシアでの部品調達率を86%まで高め、1億5,950万ルピア(約136万4,000円)~ PRESTIGE:1億9,800万ルピア(約169万3,000円)という手ごろな価格を実現した。

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