現代自動車、北米国際自動車ショーで新型ジェネシス初公開

2014年1月15日 23:07

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現代自動車(ヒュンダイ)は13日、2014北米国際自動車ショーで新型ジェネシスを初公開した。写真提供:現代自動車

現代自動車(ヒュンダイ)は13日、2014北米国際自動車ショーで新型ジェネシスを初公開した。写真提供:現代自動車[写真拡大]

 現代自動車(ヒュンダイ)は13日、米デトロイトのコボセンター(Cobo Center)で開催された2014北米国際自動車ショーで新型ジェネシスを初公開した。

 今回披露された新型ジェネシスは、改良されたデザインと最先端技術の搭載したプレミアムセダン。

 ヒュンダイ米国販売法人ヒュンダイモーターアメリカ(以下HMA)のDave Zuchowski社長兼CEOは、挨拶の言葉を通じて「2008年の発売以降、優れた商品性で賛辞を得てきたジェネシスはヒュンダイのブランド力を高めた代表車種だ」と述べ、米国市場におけるジェネシスの功績を紹介した。

 また、同HMAのMike O’Brien商品担当副社長は、「新型ジェネシスの優れたスタイルと最高の走行性能は新車に対する期待を充分満足させるものだ」と米プレミアムセダン市場の攻略に対する抱負を述べた。

 新型ジェネシスは、ヒュンダイのデザイン哲学「Fluidic Sculpture(流体の彫刻)」をさらにワンランク進化させた「Fluidic Sculpture 2.0」を適用し、ダイナミックかつ洗練されたプレミアム大型セダンのイメージを表現した。

 外観は、立体的なボリューム感とプレミアム・ヘキサゴナルグリルが引き立つ前面部、スリムな面処理が施されたCピラーで躍動感を出した後面部など、よりシンプルで洗練された仕上がりとなっているのが特徴だ。

 エンジンには、最高出力420馬力(hp)、最大トルク 383lb・ftの5.0V8タウエンジンと、最高出力 311馬力(hp)、最大トルク293lb•ftのラムダ3.8GDIエンジンといったプレミアムセダンにふさわしい優秀なエンジン性能を取り揃えた。

 また、超高強度鋼板適用の割合を50%以上に増やして世界最高水準のボディ剛性を確保し、駆動力を前後の駆動軸に自動配分するヒュンダイ車初の電子式AWDシステム「HTRAC(Hトラック)」などの最先端システムを適用、走行性能を向上させた。

 ヒュンダイは新型ジェネシスを今年上半期に米国市場にリリースする予定。(翻訳:中川)

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