トヨタ:ハイブリッド車のグローバル販売台数が600万台を突破、今後2年間で新型ハイブリッド車15モデルを投入予定

2014年1月15日 17:34

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【1月15日、さくらフィナンシャルニュース=東京】トヨタ自動車(東・名・札・福:7203)は15日、ハイブリッド車のグローバル累計販売台数が、2013年12月末までに、607.2万台となり、600万台を突破したと発表した。

 トヨタは、環境への対応を経営の最重要課題の1つと位置付け、これまでハイブリッド車の普及に取り組んできた。1997年8月に日本で「コースターハイブリッドEV」を発売、同年12月に世界初の量産ハイブリッド乗用車「プリウス」を発売して以来、順調に販売台数を伸ばし、2007年には100万台、2011年には300万台を達成。2013年3月末に500万台を突破してから約9か月で累計販売台数600万台を突破した。

 なお、2013年12月末までに販売したハイブリッド車のCO2排出抑制効果は、車両サイズおよび動力性能が同等クラスのガソリンエンジン車のCO2排出量と比較し、約4100万トンに上るとトヨタでは試算しており、気候変動の原因のひとつとされるCO2の削減に寄与したとしている。また、ガソリン消費抑制量は、同等クラスのガソリンエンジン車のガソリン消費量と比較し、約1500万kLの効果があったと同社では試算している。

 2014年1月現在、トヨタは、ハイブリッド乗用車24モデル、プラグインハイブリッド車1モデルを、合わせて約80の国・地域で販売している。1月15日発売の新型ハリアーのハイブリッド車や、米国で近々投入予定の新型ハイランダーハイブリッドなどを始め、2014年、15年の2年間でグローバルで新型ハイブリッド車を15モデル投入する予定であり、引き続き更なるハイブリッド車のラインナップの拡充、販売地域の拡大に努めていくという。【了】


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