25日線の攻防か、アイランド・リバーサルは埋めたい/東京株オープニングコメント

2014年1月15日 08:02

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記事提供元:フィスコ


*08:02JST 25日線の攻防か、アイランド・リバーサルは埋めたい
 15日の東京市場は買い先行の展開になろう。14日の米国市場は12月の小売売上高が予想を上回ったほか、JPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴの予想を上回る決算なども好感され、NYダウ、ナスダックともに大幅に反発した。

 シカゴ日経225先物清算値は大証比265円高の15685円。14日の日経平均は一時500円を超える大幅な下げとなったが、15700円辺りに位置する25日線を意識したリバウンドが期待される。また、為替市場ではドル・円が1ドル104円25銭辺り、ユーロ・円が1ユーロ142円55銭辺りと、前日の水準から円安に振れていることも買い安心感につながりそうである。

 14日の東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超え、全体の8割を占めていた。本日はギャップ・アップで始まるため、ほぼ全面高商状から始まることになりそうである。また、主要銘柄は先物主導による裁定取引などの影響を受けやすく、買い一巡後は先物に振らされる展開に。一方、個人主導による中小型株については、強含みの展開が意識される。

 昨日は相場全体の地合いに押される格好から、底堅い動きをみせていたジャスダック平均、マザーズ指数ともに引けにかけて下げに転じてしまった。しかし、日経平均の下落率が3.08%、TOPIXが2.26%の下げに対し、ジャスダック平均は0.17%、マザーズ指数は0.58%の下げにとどまっている。個人投資家の物色意欲は根強く、調整局面での押し目買い意欲は強いとみられる。

 日経平均は大幅下落で上にアイランド・リバーサル形状を残している。まずはアイランド・リバーサルを消すために、前日に空けたマド(15660-15755円レベル)埋めを意識した値動きになろう。25日線レベルでの攻防からマド埋めが拒否される局面においては、売り仕掛け的な動きが出やすいとみられる。もっとも、連日でギャップ・スタートとなるなか、仕掛けづらいところでもある。《TN》

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