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セコム、ネットバンクの不正送金を防止する「セコムプレミアムネットサービス」
「セコムプレミアムネットサービス」のサービスイメージ図[写真拡大]
セコムの子会社、セコムトラストシステムズは27日、サイバー犯罪による不正送金を防止する「セコムプレミアムネットサービス」を来年1月10日から開始すると発表した。
同サービスは、増加傾向にあるネットバンキングでの不正送金被害を防止するもの。
サービスの利用は、パソコンに専用のUSB端末を差し込み、パソコンを立ち上げるだけで可能。この端末を差したパソコンでの通信は、接続先経路の規制と暗号化が行われる。これにより、盗聴や、ネットバンキングで使用するためのIDやパスワードを盗むフィッシング詐欺を防ぐ。
また、24時間年中無休の有人サポートで、情報漏えいやウイルスの脅威に対しては、同社の約70名の技術者で構成される「サイバー消防団」が対応する。
あらかじめ登録されたウイルスパターンを比較することでウイルス検知するパターンマッチング方式では対策が難しい、ブラウザを乗っ取るMITB(Man in the Browser)型攻撃や端末を乗っ取るRTM(Remote Access Tool)型攻撃にも対応できるという。
利用料は、初期費用が100万円~、月額基本料が5万円~、月額従量料金が1端末あたり500円。なお、展開サポート費用はオプションとなっている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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