ANA、ガルーダ航空と包括提携　羽田＝ジャカルタ線の開設やコードシェア

　全日本空輸（ANA）とガルーダ・インドネシア航空は19日、二社間の包括提携を結ぶことで合意したと発表した。羽田＝ジャカルタ線を新規開設して、日本＝インドネシア間の便を拡充する。

　両社によると、ANAは2014年3月30日から、ガルーダ航空は2014年上期中に、それぞれ羽田＝ジャカルタ線を新規開設する。これによって日本＝インドネシアを結ぶネットワークがANAは週14便、ガルーダ航空は週39便（関空路線を含む）、両社合わせて週53便に拡大する。

　また、両社でコードシェアも実施する。ANA運航便の利用客はジャカルタ到着後、コードシェア便（ガルーダ航空運航便）を利用してインドネシア国内のジョグジャカルタ、スラバヤなど最大10路線へ乗り継ぎが可能になる予定。

　同様に、ガルーダ航空運航便の利用客は羽田・成田・関空に到着後、コードシェア便（ANA運航便）で千歳、名古屋など最大11路線が利用できるようになる予定。

　両社はマイレージプログラムについても提携をすすめるべく、協議していくという。これによって、どちらの航空会社を利用しても、各々のマイレージクラブ会員としてマイルが貯まるようになる見込み。具体的な開始時期、内容については、両社のホームページで案内するという。