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三井住友銀行、米国の貨車リース大手を買収
三井住友銀行は12日、米国の貨車リース大手フラッグシップ・レール・サービシズ(FRS)を買収すると発表した。シェールガス採掘の拡大などで鉄道需要が堅調なことを背景に、貨車リース事業の拡充を図る。
同社によると、米国の鉄道輸送は、トラック輸送など他の手段に比べて輸送効率や環境保護の点で優れていることや、シェールガス採掘の拡大によって存在感が増している。
貨車リースもこうした底堅い鉄道輸需要を背景に安定的な成長が見込まれていることから、今回の買収で事業拡大とポートフォリオの多様化を図るという。
買収は米国リース子会社のSMBCリーシング・アンド・ファイナンス(SMBC-LF)を通じて実施する。買収後の社名はSMBCレール・サービシズ(SMBC Rail Services)となる。
同社は1984年にSMBC-LFを設立して米国と欧州でリース事業を手掛けており、貨車リース事業は1997年から開始している。
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