三菱東京UFJ銀行、バングラデシュの大手民間銀行と業務提携 進出企業を支援

2013年12月6日 11:30

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 三菱東京UFJ銀行は5日、バングラデシュの大手民間銀行であるプライム銀行(Prime Bank)と、バングラデシュ進出企業の支援を目的とした業務提携に関する覚書を調印したと発表した。

 三菱東京UFJ銀行は1990年にバングラデシュのダッカに駐在員事務所を設置し、同国に拠点を持つ唯一の邦銀として、現地情報を提供するなどのサービスを行なっていた。今回の業務提携により、顧客の多様な金融ニーズに対応し、更なるサービスの拡充を目指していくという。

 プライム銀行は設立が1995年で、バングラデシュの民間商業銀行として第2位の規模。首都ダッカを中心とした同国全土に130店舗以上の支店を持ち、法人・個人向け等の総合的な金融サービスを提供している。

 バングラデシュは、世界第8位の1億5千万人超の人口を持ち、縫製品輸出等が牽引役となり、2012年までの10年間で平均約6%の経済成長を遂げている。経済成長に伴って日系企業の進出も増加傾向にあり、現在進出企業数は 58社(商工会登録ベース)と過去3年間で倍増している。

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