テーマ別分析:円安効果の上積みを期待する銘柄

2013年11月19日 11:37

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記事提供元:フィスコ


*11:37JST テーマ別分析:円安効果の上積みを期待する銘柄

■引き上げた想定レートを上回る円安で円安効果が拡大

先週の外国為替市場で円相場は約2ヶ月ぶりに1ドル100円の大台を突破した。14日の麻生財務相の発言をきっかけに、その日のロンドン市場で1ドル100円を突破、その後も100円をはさんだ水準で推移している。

一般的には、米金融緩和の継続は、日米金利差の縮小を通じたドル売り・円買いを誘発し、円高要因と考えられる。しかし今回の市場の反応をみると、米金融緩和の長期化観測を背景に、投資家が運用リスクを取る動きが加速し、相対的に安全資産とされる円を売る動きが優勢になったとの見方が強まっている。加えて、バーナンキFRB議長の任期が切れる来年1月末以降は再び金融緩和縮小の時期に関する不透明感が高まり、中長期的な円安トレンドが継続する可能性がありそうだ。

一方、先週までで発表が一巡した主要各社の決算をみると、想定為替レートを円安方向に修正したことによる業績修正を行う企業が目立った。決算一巡で手掛かり材料に欠ける状況になりやすいが、足元で円安基調が強まる状況の中で、改めて円安効果を意識した物色が期待されるところ。

今回の決算で話題となった1社にコマツ<6301>がある。想定為替レートを対ドル95.0円から96.5円と円安方向に修正したにも関わらず、業績を大幅に下方修正したことが注目されたが、想定レートの修正によって業績の伸び代が限られるとの見方もあった。これが今回の円安トレンドによって、業績改善期待からの見直しに繋がる展開も期待されよう。

そこで、想定レートの引き上げなどで、円安効果の伸び代を使い果たしていた感のある企業には、改めて業績上振れなどの期待が高まることになるとみて、関連銘柄を選定した。
■円安効果の上積みを期待する銘柄

<3401>帝人
<3659>ネクソン
<4201>日合成
<4902>コニカミノルタ
<5019>出光興産
<5401>日鉄住金
<5711>三菱マ
<5713>住友鉱
<6506>安川電
<6701>NEC
<6849>日光電
<6856>堀場製
<6857>アドバンテスと
<6971>京セラ
<7248>カルソカンセ
<7259>アイシン精
<7270>富士重
<7707>PSS
<7733>オリンパス
<8002>丸紅
<9101>郵船
<9107>川崎船《KO》

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