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【株価診断】FPGはトリプル底形成し本格出直りのタイミング
■『オペレーティングリース』軸にワンストップ型総合金融会社として高い成長期待
FPG <7148> は、2010年9月のジャスダック上場後、東証2部を経て2012年10月に東証1部へ上場した。新規上場から1部昇格までわずか2年という超スピードぶりである。この間、2011年秋に株式3分割、今年6月にも株式3分割を実施、この2度の分割を権利修正値に置き換えてみれば2013年5月に1813円の高値がある。新規上場時2011年9月の始値183円に対し9.9倍となっている。
5月高値のあと6月に806円まで調整したものの、その後は1000円前後を3度つけ下値を固める展開となっている。出直りのタイミングといえるチャートである。
同社は海上輸送用コンテナ、船舶、航空機を対象物件として『オペレーティングリース』を組成し、全国の会計事務所、金融機関を通した中小企業への出資金の販売及びリース事業の管理を行うことで手数料収入を得ている。
『オペレーティングリース』は、残存物件の売却代金が見込めるためリース料金を低く設定できる。また、定率償却によりリース期間の前半に赤字となり、費用負担が軽くなる期間後半に黒字転換することから投資家である中小企業は損金算入が可能でこの損失を本業の利益と相殺することで利益を圧縮し課税の繰延効果を享受できる。
とくに、リース事業の組成のみならず、投資家から広く出資を募ることができなければこの事業は成り立たない。このため、この事業への「参入障壁」は高いものとなっており、上場企業では同業はない。
業績は急成長となっている。2013年9月期より連結決算となっている。上場時は単独決算だったが、上場時2010年9月期と比較すると3年で売上で2.47倍、営業利益において2.5倍となっている。この間の営業利益率は50.7%から52.0%に向上している。とくに、「東証2部、そして東証1部に上場したことによる信用力の向上が大きい」(谷村尚永社長)という。
今期(2014年9月期)は売上29.6%増の52億円、営業利益13.9%増の23億7300万円、1株利益50.6円、配当は年16.5円の見通し。
2004年に『タックス・リース・アレジメント事業』を開始し、その後、『M&Aアドバイザリー事業』(2010年6月)、『保険仲立人事業』(2010年10月)、『プライベートバンキング事業』(2011年7月)、『不動産関連事業』(2013年8月)、『証券事業』(2013年8月)に相次いで進出し、収益構造の多角化を図っている。とくに、高収益な中小企業及び富裕層をターゲットとした『ワンストップ型総合金融サービス』会社を目指している。
15日(金)の終値1086円は利回り1.5%、PERは21.4倍で、とくに東証1部の平均PER15.7倍に比較すると高い。一般個人投資家にやや馴染みが薄いものの、絶好調の業績と将来性を見込めばむしろ割安だろう。
週足チャート(権利修正)では、1000円前後でトリプル底を形成しており本格出直りの見込めるタイミングにある。高値挑戦の前に先ずは1500円前後が目標となるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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