LINE:インドネシアのクレオン モバイル社と提携、「LINE」でのゲーム配信に加え決済システムなどでも連携

【11月14日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 LINE(本社:東京都渋谷区)は14日、同社のグローバル支援を手がける子会社LINE PLUSを通じ、インドネシアのオンラインゲーム最大手であるクレオンの子会社、クレオン モバイル社と、無料通話・無料メールスマートフォンアプリの「LINE(ライン)」事業で提携すると発表した。

　クレオン社は、2007年4月にジャカルタで設立されたゲームパブリッシング会社。インドネシアのオンラインゲーム市場において初めてゲームポータルを立ち上げ、2012年には登録者数2500万人を達成するなど、トップシェアを誇るリーディングカンパニー。今回提携が決定したのは、2013年6月に設立した同社の子会社で、モバイルゲームやアプリケーションといったモバイル関連のさまざまな事業を展開している。

　本提携により、クレオン モバイル社は良質な自社ゲームを「LINE」のプラットフォームを通じて配信し、将来的には両社のチャネルを活用した幅広い共同マーケティングを展開することで、モバイルゲームユーザーの獲得のみならず、長期的な観点からインドネシアの地方都市にまで両社の認知度を浸透させる方針だという。

また、両社はモバイルゲーム分野の他にも、クレオンのネットカフェ加盟店2万6000店舗で流通しているプリペイドカードと「LINE」を連携させ、「LINE」内での決済を可能にしたり、今後「LINE」の公式アカウントやスタンプを活用した共同マーケティングを展開するなど、両社のシナジー効果が期待できる取り組みを積極的に行う予定。
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