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三菱商事:上海市に医療材料流通の合弁会社を設立、中国で総合ヘルスケア事業を本格展開
【11月14日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 三菱商事(東・名:8058)は14日、中国最大の医薬品卸である国薬控股股扮有限公司(以下、国薬)との合弁で、上海市に医療材料流通会社「国薬控股菱商医院管理服務(上海)有限公司」(以下、国薬菱商)を設立したと発表した。
現在、中国ヘルスケア市場は急成長しており、その中でも医療材料市場は最も伸び率が高く、今後もさらなる成長が期待される。一方で、医材流通業者数は日本の100倍といわれ、病院に納品されるまでに複数の中間業者を介す多重流通構造や管理システムの欠如により、医材コスト増を招いている。
三菱商事では、2009年の国薬と包括業務提携を開始して以降、北京市の国薬傘下の医薬品卸会社2社に出資してきたが、このような背景から同社が日本国内で強みをもつ医療材料流通事業に参入する。同社は国薬のもつ中国全土の病院顧客網を活用し、中国で総合ヘルスケア事業を本格展開していく。
中国での総合ヘルスケアの本格展開にあたっては、日本で培ったSPD(医材一元管理)ノウハウを導入。流通業務の合理化を図るとともに、コスト競争力のある医材の提供や病院業務の効率化への寄与、安全・安心の確保を実現し、中国の医療改革に貢献していく考え。【了】
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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