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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カナモトは有望、13週線前後で調整完了、建設関連ビッグプロジェクト追い風
建設機械レンタル大手のカナモト <9678> の株価は9月の年初来高値後に上げ一服の展開だが、足元で調整一巡感を強めている。建設関連のビッグプロジェクトを追い風として好業績が期待されるだけに、反発して9月高値を試す流れだろう。なお12月11日に前期(13年10月期)決算発表を予定している。
建設機械レンタルを主力として、海外向けの中古建設機械販売、土木・建築工事用鉄鋼製品の販売、IT機器レンタル、イベントレンタルなども展開している。北海道が地盤だが、全国展開に向けて東北、関東、中部、近畿、九州に営業拠点網拡充を進めるとともに、12年6月に道路建機レンタルと道路工事施工のユナイトを子会社化するなど、グループ戦略やアライアンス戦略も強化している。
前期連結業績見通し(5月31日に増額修正)は売上高が前々期比20.1%増の1034億10百万円、営業利益が同48.8%増の95億70百万円、経常利益が同55.6%増の92億30百万円、純利益が同26.7%増の45億30百万円としている。負ののれん発生益が一巡するが、震災復旧・復興関連、全国的な防災・減災関連、老朽化インフラ補修・更新関連などで稼働率が高水準に推移し、ユナイトの通期連結も寄与する。通期見通しに対する第3四半期累計(12年11月~13年7月)の進捗率が高水準のため通期再増額の可能性があり、今期(14年9月期)も好業績が予想される。
株価の動きを見ると、9月6日発表の第3四半期累計業績や20年東京夏季五輪開催決定を好感する形で9月24日に年初来高値となる2862円まで上伸した。その後は短期的な過熱感や全般地合い悪化も影響して上げ一服の展開となり、11月8日に2490円まで調整する場面があった。しかし2500円近辺で下げ渋り、反発の動きを強めている。調整がほぼ一巡したようだ。
11月13日の終値2566円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想に10月の増資を考慮した連結EPS125円51銭で算出)は20倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は0.8%近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んだが、75日移動平均線にタッチして反発の動きを強めている。また週足チャートで見ると13週移動平均線近辺で下げ渋る動きだ。中期的に事業環境は良好であり、反発して9月高値を試す流れだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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