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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスカネットは反動調整一巡、過熱感解消して再動意のタイミング
写真関連のアスカネット <2438> (東マ)の株価は急騰後の反動調整局面だが、目先の過熱感が解消して再動意のタイミングだろう。新規分野のエアリアルイメージング事業に対する期待感は強く、10月高値を試す可能性があるだろう。
葬儀社向け遺影写真加工関連のメモリアルデザインサービス事業、オリジナル写真集関連のパーソナルパブリッシングサービス事業を主力としている。遺影写真は葬儀関連、写真集はウエディング関連などが主力市場であり、景気変動の影響を受けにくく安定収益源となっていることが特徴だ。
新規事業領域としては、エアリアルイメージング事業で空中結像技術を用いた新ディスプレーの開発・量産化を推進している。空中結像を可能にする特殊プレート(AIプレート)の低価格での増産が可能になったため、試作品の販売を開始した。10月1日から5日まで開催された「CEATEC JAPAN 2013」では、エアリアル・イメージング・プレートの技術がキーテクノロジ部門で準グランプリを受賞している。さらに低価格化と大量生産を可能にする本格量産技術の確立に取り組む方針だ。
今期(14年4月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比7.7%増の48億83百万円、営業利益が同4.5%増の6億86百万円、経常利益が同3.9%増の6億90百万円、純利益が同4.0%増の4億23百万円としている。メモリアルデザインサービス事業では前期低調だった葬儀施行件数が通常ペースに戻るようだ。
びわこオペレーションセンターの開設費用や新サービスの先行費用などで小幅増益の見通しだが、クリスマス・年末年始や卒業・入学イベントなどで下期の売上構成比が高い季節要因を考慮すれば、第1四半期の通期見通しに対する進捗率は高水準あり、通期増額の可能性があるだろう。
株価の動きを見ると7月下旬に動意付き、以降は乱高下しながらも下値を切り上げている。足元では10月23日の戻り高値7400円から反落して急騰後の反動調整局面だったが、5000円台前半で下げ渋る動きを強めている。目先の過熱感が解消したようだ。
11月8日の終値5310円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS101円04銭で算出)は53倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は0.6%近辺、そして実績PBR(前期実績のBPS803円45銭で算出)は7倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を一旦割り込み、週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近してきた。過熱感が解消されて再動意のタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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