【株式評論家の視点】ジェイテックは製造業の技術開発投資強化の恩恵を享受

2013年11月5日 09:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  ジェイテック <2479> (JQG)が11月1日に発表した今2014年3月期の9月中間決算は、売上げ16億7100万円と前年同期比53.1%増を達成し、営業利益も3500万円と、同218.8%増を確保した。営業利益は当初予想1200万円でスタートしているだけに、大幅な上振れ着地となった。

  主力事業の技術職知財リース事業の引先である大手製造業では、厳しい経営環境の中、生き残りへ向け技術開発投資を継続している。そのため、技術開発や製品設計に対応可能な高いスキルをもつ技術者や、早期戦力化が見込める新卒テクノロジストへの需要は底堅く、稼働率は引き続き高い水準を維持している。また、昨年10月1日付でエル・ジェイ・エンジニアリングを連結子会社化、従来の機械・電気電子・ソフトウエア分野に、新たに建築分野でのサービス提供が加わったことも収益を押し上げている。

  通期については売上げ31億9300万円(前期比18.7%増)、営業利益7700万円(同20.6%増)の見通しを据え置いている。ただ、第1四半期の営業利益100万円が第2四半期には3400万円に大きくアップするなど、足元の業績は好転度合いを強めている。四半期ベースの売上げも前3月期の中間決算までは5億円台が続いていたが、第3四半期以降は8億円台が定着するなど、業容が着実に拡大している。

  同社は中期経営計画を推進中で、最終年度の2015年3月期に売上げ32億7600万円(2012年3月期21億1400万円)、営業利益1億1600万円(同3700万円)の確保を目指している。同社の顧客企業である国内製造業は、円高の影響や新興国を中心としたグローバリゼーションの拡大を受け、生産部門については海外移転を加速させている。ただ、研究開発部門は国内に多くとどまり、経営資源の効率化を目的に、ポテンシャルの高いテクノロジストへのニーズが高まってきており、そうした要望を吸収しながら、持続的な成長が期待できる状況だ。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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