関連記事
注目銘柄ダイジェスト(前場):コマツ、東京電力、東亜道路、ガンホーなど
*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):コマツ、東京電力、東亜道路、ガンホーなど
コマツ<6301>:2170円(前日比-188円)
急落。同社は前日に上半期決算を発表、営業利益は前年同期比2.1%減益の1089億円、1200-1250億円であった市場予想を下振れて着地している。通期予想は従来計画の3050億円に対して2100億円にまで下方修正。下振れ懸念はもともと強かったほか、キャタピラーの決算受けて直近では一段とコンセンサスも切り下がっていたとみられるが、それでも修正幅は想定以上と捉えられている。通期予想の市場コンセンサスは2800-2900億円レベルであった。なお、野村やゴールドマン・サックス(GS)など投資判断格下げも複数で観測される。
東京電力<9501>:538円(同+24円)
大幅反発。上半期経常損益は1200億円前後の黒字になったもようとの観測報道が伝わっている。半期ベースでの黒字転換は福島原発事故以降では初めてとなる。夏期は電力需要が大きいため利益が出やすく、先行きの収益環境は依然として厳しいとの見方もあるが、当面の買い安心感が先行する状況のようだ。また、福島第1原発周辺の除染費用を国も一部負担する方向で調整に入ったと伝わっていることも、ポジティブな見方につながっている。
東亜道路工業<1882>:532円(同+53円)
大幅続伸で年初来高値を更新。同社は前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。上半期営業損益は4億円の赤字予想から11.2億円の黒字に、通期では29億円の黒字から47億円の黒字にそれぞれ増額修正。第1四半期は赤字決算であったことから、大幅な上方修正にはサプライズも強まる状況のようだ。道路株ではNIPPO<1881>に続いての上方修正となる格好に。
フジクラ<5803>:451円(同+64円)
急伸。同社が前日に発表した上半期の決算が好材料視される格好に。営業利益は86.3億円で前年同期比97%増益、従来予想の50億円を大幅に上振れる着地となっている。通期予想は160億円から170億円に上方修正。通期上振れ幅は限定的だが、市場コンセンサスは会社計画比下振れであったため、ポジティブなインパクトとなっている。また、発行済み株式数の2.96%に当たる1000万株を上限とした自社株買いの実施も発表している。
日立国際<6756>:1314円(同+75円)
大幅反発で年初来高値を更新。同社は前日に上半期決算を発表、実績営業利益は17.7億円で前年同期比2.6倍となり、従来予想の6億円を大幅に上回った。通期予想も86億円から125億円に上方修正、市場コンセンサス並みの水準にまで増額されている。メモリ新規拡張投資の拡大などが業績上振れの背景になっている。ただ、モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げ、PBR水準が過去最高水準にあること、10-12月が受注のピークになる可能性が高いことなどを背景としている。
小野薬品工業<4528>:7000円(同+770円)
大幅高。抗ガン剤である抗PD-1抗体(ONO-4538)について、開発パートナーの米ブリストル・マイヤーズが、フェイズ1試験の追跡調査においてポジティブなデータを発表している。6月のデータに比べて、2年生存率が上昇している。ブリストル・マイヤーズは前日の米国市場で6%強の上昇となっており、同社も連れ高する展開になっている。
アイフル<8515>:497円(同+3円)
しっかり。前日の引け後、アコム<8572>が上半期業績予想の上方修正を発表、最終利益を従来の199億円から286億円に増額修正へ。貸付金残高の上振れ、貸倒関連費用の減少などが上振れの背景に。消費者金融業界の事業環境改善が認識される格好から、同社にも期待感が波及する状況となっている。ジャックス<8584>やオリコ<8585>などノンバンクの一角が高い。
東ソー<4042>:368円(同-20円)
下げが目立つ。子会社のオルガノ<6368>が前日に業績下方修正を発表しており、同社への影響が懸念される展開になっている。オルガノは通期営業利益を30億円から5億円にまで下方修正、年間配当金も12円から8円に引き下げへ。現在、同社の通期営業利益予想は400億円であり、オルガノの下方修正はその6%強の水準となっている。
佐藤渡辺<1807>:321円(同+15円)
大幅続伸。東亜道<1882>が今期の業績予想を大幅に上方修正したことが刺激材料となっている。道路各社の好決算が目立つ中で、同社についても道路関連の一角として好決算期待が波及する格好に。また、PBRは0.6倍前後に留まっており、バリュエーション面での出遅れ修正の動きも。なお、東亜道は同社に7%超出資している。
鉱研工業<6297>:529円(同+9円)
買い先行。昨日発表した上期営業利益は2.9億円となり、従来予想であった1.0億円を大きく上回って着地したことが好感されている。同時に、通期の営業利益見通しを1.6億円から2.8億円へと上方修正へ。原価低減努力が奏功し、ボーリング機器関連、工事施工関連ともに原価率が低下したことが上振れの背景に。なお、下期については、ボーリング機器関連の国内販売の頭打ちが予想されると。
エイジア<2352>:1118円(同+150円)
急伸でストップ高まで。4-9月期経常利益が前年同期比2.6倍の1億円程度になったようだと報じられたことが好感されている。従来予想の4000万円を大きく上回る見込みで、ポジティブなインパクトが強まっている。メールマガジンやメールを個人向けに配信するシステムの販売が好調に推移していることが背景のようだ。
楽天<4755>:1322円(同-28円)
反落。連結子会社である楽天証券の4-9月期業績を公表し、営業収益は前年同期比2.5倍の240.5億円、最終利益は同6.1倍の66.4億円と大幅な増収増益となった。ただし、シティでは楽天証券の7-9月期業績はシティ予想をやや下回り、会計基準の差異はあるものの、同社の7-9月期連結業績はシティ予想を大きく上回る可能性は後退した印象とコメントしている。
ガンホー<3765>:81600円(同+800円)
買い優勢。本日は第3四半期決算の発表が予定されており、期待感が先行しているようだ。スマホ向けゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の好調を背景とした業績拡大のほか、「パズドラ」に続く今後の成長戦略に対する関心も高まる格好に。なお、コンセンサスでは7-9月期営業利益が350億円程度と見込まれているようだ。《KO》
スポンサードリンク

