キヤノン電子が増益、キヤノンMJが減益、東電が原賠機構から資金交付受ける、米アップルが新型タブレット端末を発売=23日の注目銘柄

2013年10月24日 09:27

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【10月24日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 24日の注目銘柄です。キヤノン電子が増益、キヤノンMJが減益、東電が原賠機構から資金交付受ける、米アップルが新型タブレット端末を発売。

 キヤノン電子(東:7739)は23日、2013年12月期第3四半期の連結決算を発表し、それによると、純利益は前年同期比37%増の63億円だった。レーザースキャナー、ドキュメントスキャナーなどの販売数が増加した。売上高は前年同期比7%減の740億円、営業利益は同8%増の83億円、経常利益は同13%増の90億円だった。

 キヤノンマーケティングジャパン(東:8060)が23日に発表した2013年12月期第3四半期の連結決算は、純利益が前年同期比19%減の46億円だった。ビジネスソリューション事業で、レーザープリンターなどが売上を落としたことに加え、産業機器事業が低迷したことも影響した。売上高は同2%減の4686億円、営業利益は同16%減の83億円、経常利益は同15%減の93億円だった。

 東京電力(東:9501)は23日、原子力損害賠償支援機構から481億円の資金交付を受けたことを発表した。21回目の資金交付となる。同社は、これまでに原子力損害賠償補償契約に関する法律の規定による補償金を1200億円、同機構からの資金交付として3兆483億円を受領している。

 米アップル(カリフォルニア州クパティーノ)は23日、iPadの最新型となる「iPad Air」と、iPad miniの新モデル「iPad mini Retinaディスプレイモデル」を、11月に販売開始すると発表した。両製品はどちらも、より高速になった内蔵Wi-Fiと、超高速ワイヤレスを特長とするiOS 7を搭載している。ソフトバンク(東:9984) グループのソフトバンクモバイル、KDDI(東:9433)、沖縄セルラー(Jス:9436)の3社は、両製品を販売すると同日発表した。【了】

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