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【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】続サクセスフル・エイジングの実践、腹八分目
<続サクセスフル・エイジングの実践 腹八分目>
『カロリー制限(腹八分目)と定期的な運動や活動的な日常身体活動で、健康寿命を延長させる』ために、9月号では標準的な運動処方箋を紹介させていただきました。適時・適切に体を動かすことは何歳になっても、自身への達成感や満足感が得られ健康に対する自信に繋がります。この健康自信が、心臓や脳、肺機能、さらには全身の筋力や認知能力を高めることが医学的に実証されています。
私の大先輩で90歳の医師で今なお現役で診療をなさっていますが、今でもお酒やタバコを続けています。決して健康的な生活でなく、皆さまに推奨できる生活習慣ではありません。しかし、社交ダンスやカラオケなど、呼吸運動も含め体をしっかり動かしています。日々の外来で元気な後期高齢者の患者さんにお話を聞くと、殆どが何らかの形でほぼ毎日ウォーキングやゴルフの素振りなどで体を動かしています。
体を動かしていない方では、『少量から開始し、ゆっくり進めること』が重要です。とにかく体を動かすこと、例えばアイロンがけは座らずに立ったまましたり、車でなく歩いて買い物に行くことを心掛けたりと、運動や活動を日常生活に組み入れるようにしてみて下さい。前の週よりも少し活発な運動や活動を行えば、健康状態は良い方向に向かいます。
私が患者さんにお願いしている運動や活動は、激しく長時間の運動でなく、運動や活動後に『気持ちの良い疲れが生じるレベル』です。ちょっとした運動の継続が、機能障害のない(寝たきりでない)期間の延長に繋がります。運動や活動に最適な季節ですから、今日からまずゆっくりと運動・活動量を増やすように自分自身を奮い立たせて、百寿者を目指して頑張ってください。(自衛隊中央病院消化器内科部長・箱崎幸也)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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